ベルト幅の狭いセイコー5のベルト交換をしてみた(SEIKO5、特殊なカン幅)

ベルト幅の狭いSEIKO5のベルト交換をしてみた(セイコーファイブ、特殊なカン幅)

腕時計のベルトは革派です。

つい最近欲しかったSEIKO5を手に入れたのですが、ベルト幅(カン幅)が特殊で非常に狭く一般的な革ベルトをそのままでは交換できません。

もちろん細い革ベルトを探せば見つかりますが、メンズ腕時計に細いベルトはバランスがおかしくなり不格好です。

ということで非常に簡易的ですがカン幅より広い革ベルトを加工し、交換した過程をご紹介します。

※もちろん真似される場合は自己責任でお願いします。
何かあった場合の責任は一切負いません。



【目次】


SEIKO5のカン幅の比較

まずはSEIKO5同士でカン幅の比較をしてみます。

比較するのは3年ほど前に購入して既にベルト交換済みの「SNK357K1」と、今回購入した「SNXM19J5」になります。















画像を見ていただければ分かる通り、今回購入したSEIKO5(左)のカン幅が狭いことが分かります。

新しく買ったSEIKO5のカン幅(ラグ幅)は10mmと狭い。

右のSEIKO5であれば18mmの革ベルトに交換するだけで自然に仕上がりますが、左のSEIKO5だとそうはいかないことが分かります。

同じようにカン幅の狭い腕時計でも、高級ブランドなどは初めから専用の革ベルトが用意してあることが多いようです。
しかしSEIKO5にそのようなオプションはありません。(たぶん)

ということなのでカン幅より広い革ベルトを自分で加工して装着できるようにするしかありません。



革ベルトを加工してSEIKO5に付くようにする

では早速革ベルトを加工します。

加工しますと一丁前なことを言っていますが要はカン幅に合わせてカッターナイフでカットしてしまう。
それだけです。

まずは革ベルトのご紹介。

非常に安く加工するのにもってこいなベルトです。
カン幅は20mmと太めのものを選びました。

今回購入した革ベルトは20mm幅の赤です。


そして腕時計のカン幅を測ります。
元々付いているステンレスベルトは取り外しておきます。
一般的な方法で取れますのでここでは説明しません。

10mmですね。

カン幅(ラグ幅)は10mmです。

次にカン部分(ラグ)のサイズに合わせて切り取ったマスキングテープをベルトに貼りつけてカッターナイフでカットしていきます。

下の画像の左は実際にカットしたものです。

マスキングテープをガイドにして革ベルトをカッターナイフでカットしていきます。

後は現物合わせで微調整を繰り返すのみ!

ちなみにカッターナイフの刃はオルファの黒い刃のタイプを使っています。
めちゃくちゃ切れ味が良いのでおススメです。





現物合わせをしながら微調整を繰り返していきます。

ということで完成です!

若干切り口の白い部分が見えていますが、実際に腕に付けているとほとんど目立ちません。

完成しました。赤の革ベルトも意外といい感じ。

始めは文字盤に合わせて革ベルトも黒にしようかと迷いましたが、赤にして良かったです。

赤の方が派手かと思いましたが革ベルトの場合黒の方がギラギラして派手かもしれませんね。

では皆様も良きSEIKO5ライフを~

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