かんすぴとFostex製FF105WKでお手軽自作スピーカーを組んでみた

かんすぴとFostex製FF-105WKでお手軽自作スピーカーを組んでみた


先日スピーカーユニットを組み立てるキットでスピーカーを組みましたが、その勢いでちゃんとしたユニットを使ったスピーカーを組みたくなったので組むことにしました。



早速組み立てていく訳ですが、今回用意したスピーカーユニットとエンクロージャーをご紹介します。


Fostex FF105WK

FF105WK”2層抄紙コーン””リッジドーム形状アルミ合金センターキャップ”が特徴の10cmフルレンジスピーカーユニットです。

ペアで組むので2個用意しました。

Fostexのスピーカーユニットは見た目に特徴があることが多いですが、このスピーカーユニットも備長炭が配合されたグレーのコーン紙とアルミ合金のセンターキャップに個性があって個人的に好みです。

備長炭のグレーとアルミのセンターキャップが特徴的。

スピーカー裏に書いてあるように定格10w、最大許容入力は30wです。

その他のスペックは製品ページで確認できます→https://www.fostex.jp/products/ff105wk/

型名とインピーダンス、入力値などが記載されています。



Fostex かんすぴ P1000-E

続いてエンクロージャーです。

こちらはかんすぴシリーズのP1000-Eです。

このかんすぴシリーズはエンクロージャーとして完成した状態で売っているので、組み立てや配線をする手間がいりません。

エンクロージャーは組み立て不要です。

お値段も私が購入した時点で1台2200円ほどでしたのでとてもコスパが良いと思います。



スピーカーを組み立てる

早速エンクロージャーにスピーカーを組み込んでいきたいと思います。


作業中物を落としたりして振動板を破いたり傷つけてしまっては絶対にいけません。

開封時に付いていたカバーは必要時以外付けたままで作業しました。

作業中はなるべくカバーを付けて保護しておきます。

エンクロージャーにスピーカーを載せてみて位置を確認します。

位置が決まったらネジ穴の部分をシャーペンなどでなぞって印を付けておきます。

エンクロージャーに入れてみて位置合わせをしてネジ穴をシャーペンで印をしておきます。

次にエンクロージャーに下穴を開けていきますが、まずはネジの径を調べておきます。

▼エンクロージャー付属のネジとスピーカー付属のネジで径が違いました。
今回はスピーカー付属のネジを使います。

エンクロージャー付属のネジとスピーカーユニット付属のネジで径が違いました。
エンクロージャー付属(左)スピーカー付属(右)

ネジの径より一回り細いドリルでで下穴を開けました。

ネジより一回り細いドリルで下穴を開けておきます。

この薄いスポンジ?みたいなものを乗せます。

エンクロージャーとスピーカーユニットの間に挟むスポンジを忘れずに。

そうしたらエンクロージャー内部から伸びているケーブルのファストン端子をスピーカーユニットに接続。(+-を間違えないように)

ちなみにスピーカーユニットの端子がそのままだと接続した端子がマグネットに当たってショートする状態でしたので少し外側に曲げました。

スピーカーユニットにファストン端子を挿し込みます。

後はネジを対角で少しずつ締めていってしっかりと固定できれば作業終了です。

ネジを慎重に締めておきます。

このネジを締める作業が一番神経を使います。

ドライバーを滑らせてコーン紙やエッジを傷つければ一発アウトですから…

エンクロージャーとスピーカーユニットの合体が完成しました。

ということで完成です!!

2台とも無事に完成しました。

スピーカーケーブルについては前回のブログを参照ください。






実際に鳴らしてみた感想

これまで持ってきたフルレンジのスピーカーはBOSEの「companion20」JBLの「Pebbles」というデスクトップで鳴らす近い距離で聴く小口径のPCスピーカーしかありませんでした。

FostexFF105WKはデスクトップではなく部屋で聴くスピーカーだと思うので、同じ環境で使っているDIATONEの「DS-77HR」(3Wayスピーカー)と比べます。

下から見上げたスピーカー。

DS-77HRと比べてFF105WKは

  • 音にまとまりがある(定位感が良い)
  • 音に重みや圧が無い(低音不足)
まんまフルレンジスピーカーの特徴が出ていると思いますが、低音不足に関してはエンクロージャーを変更することで改善することは可能です。

本来FF105WKの推奨エンクロージャーはBK105WB2というもので容量は6ℓなんですね。

今回使用したP1000-Eは容量が3.6ℓと少ないのでいずれBK105WB2に変更したいなと思っています。

1 件のコメント :

  1. フルレンジスピーカーは、ボーカルなどの定位がすごくいいですね(^^♪

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